うつなときこそ「散歩」がおすすめ!寒い時でも、気分爽快☆
久しぶりに本格的に記事を書こうを思いました。
といいますのも、近頃散歩を日課にするようになってから、すこしずつ気分が上向いてきたからです。
散歩は素晴らしい!
と言いつつも、実際普段から散歩している人ってなかなかいないですよね。
僕はメンタル疾患を抱えているのですが、それだとなおのこと外に出ることが億劫だったり、散歩に価値が見いだせないことが往々にしてあります。
僕も「みんな散歩に出ようぜ!」と声を大にして言うつもりはありません。
でも声を小にして言うことは出来ます(笑)
この記事では散歩の効能と僕自身の経験を交えながら、散歩の良さをお伝えしていければと思います。
うつで散歩に行く気になれない
気分が落ちているとき。
うつでもそうでなくても、そういう時は家に引きこもりがちになりますよね。
外に出る気力もない。
寒いし。
着替えるのかったるいし。
しかも散歩?
なんのために?
そう思われるのもよくわかります。
僕もうつが重い時は
「散歩?は?なんのために?」
という感じでした。
車で外に行くときはよくあったのですが、歩いて外出なんてほぼありませんでした。
近所のコンビニに行くときくらいです。
でも僕は最近こう考えるようになりました。
外に出るのがかったるいとはいえ、家にいたら何かいいことがあるのだろうか?
もちろん重症期など体が動かせないほど辛い時は、なにもせず静養した方がいいと思います。
でも布団から出られて、ツイッター追ったり動画見てたりする気力があるなら、散歩に出るのもいいじゃないかと。
そう思うようになりました。
散歩の科学的効果について
「散歩は健康に良さそう」というのは皆さん感じられているかもしれませんが、科学的な測定効果などあるのでしょうか?
オーストリアの実験でこのようなものがありました。
研究チームは、これらの成人の運動習慣について調査し、1984~1997年に平均11年間にわたり、うつ病や不安障害の発症について追跡して調査した。
その結果、運動をする習慣がまったくない人では、週に1〜2時間の運動をしている人に比べ、うつ病発症のリスクが44%増加していた。
毎週1時間の運動により、うつ病の発症を12%抑制できることも明らかになった。
出典
うつ病の予防に週1時間の運動 ウォーキングは気分を明るくする | ニュース・資料室 | 糖尿病ネットワーク
ここで書かれている運動には、ウォーキングも含まれています。
運動の有無によってうつ病の発症リスクが44%もちがうなんて驚きですね。
でもこのデータを読んでも、皆様の気分は上がらないと思います。
いくらメンタルヘルスに言われたって、かったるいものはかったるいのですもの。
この辺はダイエットとかと相通ずるものかあります。
でも大丈夫です。
最初は簡単なところから始めればいいのです。
そう、一日5分とかでも・・・全然OKです。
散歩は5分でもOKです。疲れないのが一番!
先ほどのデータでは週に1~2時間とありましたが、最初は1日5分とかでも充分OKです。
しかも毎日でなくてもOKです。
毎日でなくていいんです。
大事なところなので2回言いました。
うつ病などメンタル疾患にかかってしまった方は「毎日やるべき」「1日1時間やるべき」などの「べき思考」にとらわれやすいため、それができなくなったときに自責の念が湧きやすいです。
それで結局挫折してしまい、再び家に引きこもってしまうと。残念なことです。
1日5分の散歩でもうつ予防の効果があるとのこと。
予防だけでなく、もう病気になってしまった方でも充分効果があります。
5分程度だったら普段着でちょっとだけ着こんで、それで音楽でも聴きながら近所をふらふらしていれば1曲か2曲ほどで終了です。楽ちん!
とはいえ、どこを散歩したらいいのか、わからないときもありますよね。
僕がおすすめなのが、行く先を最初に決めておくこと。
コンビニなどが分かりやすいですよね。
僕の場合は近所の神社を目的にして歩いています。
この辺のことについて詳しく見て行きましょう!
散歩の目的地~コンビニの場合~
うつなときの散歩は、ダイエットを目的としていません。
したがって目的のコンビニで何食べたっていいんです。
たとえば徒歩10分ほど離れたコンビニ。
10分の道のりの果てに食べる肉まんもまた格別なことでしょう。
カフェオレなんかもよさそう。ドーナッツも買っちゃったりして。
うつなときの散歩は、あくまでメンタルヘルス改善のためのもの。カロリーとか糖質とか、気にしなくてもいいと思います。
それよりもそれを糧に外に出歩こうという姿勢のほうが重要です。
散歩の目的地~神社の場合~
これは僕のケースですね。徒歩10分くらいのところに大きめの神社があります。
僕は30分の散歩を目標にしていますが、やや遠回りしてこの神社に行きます。
毎日のように行っていて、お参りもしていきます。
初めて参拝するようになってからは
「転職先の内定が取れますように!」と真剣にお願いしていました。
そしたら内定が取れました。
残念ながらそこの会社はすぐに辞めてしまったのですが、最近のお願い事はもっぱら仕事のことです。
「早く自分に合う仕事につけますように」
というのが最近のお願い事。このブログが軌道に乗ってくれると大変うれしいのですが(^^♪
あとはポケモンgoもモチベーションの一つになっています。
この神社はこの辺の地区ではたくさんのポケモンが出現するので、それらを捕まえるのも目的にしています。
30分の散歩のうち半分近くがポケモンハントに使われることもしばしば(笑)
神社からの帰り道にはコンビニもあるのですが、僕自身はあまり寄っていきません。やはり多少ダイエットを意識しているのでしょうか(笑)
寒いのが嫌な方へ
散歩が健康にいいのも分かった。目的地を決めるやり方も分かった。
でも寒いからやっぱり嫌だ!
そういう方もきっと多いことかと思います。
もちろんあまり極端に寒かったり北風が強かったりするときは無理していかなくていいと思います。
僕だって毎日は行っていません。
ただ行こうか行くまいか迷っている方は、次の文章だけでも読んでいってください。
着こめるだけ着こんでいく
王道かとは思いますが、着こめば大丈夫です(笑)
しかしただモコモコと着ぶくれしても、準備と動くのが億劫になるだけでお勧めできません。
こういうときはヒートテックが大変便利です。
薄手なのに体温をキープしてしっかり寒さから身を守ってくれます。
冬の外出時にはマストアイテムと言えるでしょう。
僕はランニングするときにもこれらを使っていました。
散歩からランニングまで幅広く使えるのでヒートテックは絶対におススメです。
散歩中は手の冷えも気になりますよね。
コートに手を突っ込んだままだと転んだ時危なさそうだし。
そんなときにはレーシンググローブがおすすめです。
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こちらも薄手の作りながら、しっかり冷気から手を守ってくれます。僕もランニングしてた時は愛用していました。2回なくしたのですが(笑)
まとめ
しんどいときはやらなくていい。
メンタル疾患の方の中には主治医を含めまわりから「運動したら」と言われることがよくあります。
特に家族は家に居続ける本人を見て、外に出てなんかやってほしいんでしょうね。
でも無理は禁物。
家で休んでたい。外になんか出たくないというのであればかえって家で静養していた方が吉です。
家での静養を続けていれば、そのうち「ちょっと外出てみようかな」と思うときが来ると思います。
今は冬真っただ中ですが、冬が過ぎれば次は春。
その時を待って、今は体力気力を温存させておくのも良策だと思います。
5分で良い
先ほどの引用記事にもありましたが、5分の散歩でも効果は出ます。
特に冬は日照時間が少ないため、日光によって生成されるセロトニンが不足しがち。こちらから積極的に日光をゲットしに行かなくてはなりません。このセロトニンの不足こそがメンタル疾患の原因なのですから。
ちょっとだけいいのです。毎日でなくても構いません。
「今日はちょっと外の様子でも見に行こうかな」
と思ったら、ぜひ出かけてみてください。
歩いていくと家で悶々と考えてきたことが、新たな側面を見せるようになります。うつ特有の思考のループに、変化を与えられます。
一緒に散歩ライフを楽しみましょう。